手術

脊椎

対応可能手術

対応可能手術
  • 椎弓形成術
  • 後方椎間板摘出術
  • 棘突起縦割式椎弓切除術
  • 椎弓切除術
  • 後方固定術
  • 後方椎体間固定術(PLIF)
  • インストゥルメンテーション手術

手術が必要な方

手術が必要な方

頸椎疾患については、脊髄症(脊髄が障害される)は、症状がごく軽微な場合は原則として保存療法を行いますが、進行性の場合は手術が必要となるケースがほとんどです。一方、神経根症(神経根が障害される)は、神経痛や筋力低下など特定の神経根の障害であれば手術の適応は極めてまれで、ほとんどの場合は保存療法で治療可能です。

腰椎疾患については、症状が神経痛やしびれ程度で強い麻痺を伴っていなければ、保存療法が優先されます。しかし、運動麻痺や排尿障害などがあれば手術の適応となります。目安として、保存療法を3ヶ月程度行って症状が改善しない、日常生活に支障がある、という方には手術をおすすめいたします。

対象疾患
  • 腰部椎間板ヘルニア
  • 腰部脊柱管狭窄症
  • 腰椎変性すべり症
  • 腰椎分離症・分離すべり症
  • 頸椎症性脊髄症
  • 骨粗鬆症性椎体骨折
  • 頸椎後縦靭帯骨化症、黄色靭帯骨化症
  • 脊柱変形(側弯症、後弯症)
  • 圧迫骨折

手術について

脊椎疾患の手術は、術後に肩こり・腰痛・筋肉痛・違和感などが生じる場合がありますが、当院では頸椎症性脊髄症、椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症の手術において筋肉の損傷が少ない方法を採用し、早期退院・早期社会復帰を目指しております。

対象となる神経を安全かつ確実に圧迫病変から解放することを重視しておりますが、脊椎疾患の手術は常に神経障害のリスクを伴います。しかし、手術を実施せず疾患を放置した場合、将来的に神経の障害や痛みという別のリスクも考えられます。手術のメリットのほうが大きいようであれば、リスクを十分にご理解いただいたうえで手術を受けていただくことをおすすめいたします。

手術の流れ

手術の流れ
1術前検査

手術の安全性を高めるため、心肺機能の検査を重視しております。これは、脊椎疾患の手術は、全身麻酔のうえ循環器に負担がかかりやすい伏臥位(うつぶせ)で行うことが多いためです。

2入院
3手術

手術は全身麻酔下で実施いたします。

4退院

手術後2週間以内を目安に退院となります。

5通院によるリハビリ

個人差がありますが、リハビリ期間は3〜6ヶ月が目安です。

人工膝関節

対応可能手術

  • 人工膝関節置換術
  • 単顆片側置換術

手術が必要な方

膝の疾患は、原則として保存療法(薬物療法、ヒアルロン酸の関節内注入)を実施しますが、一定期間行っても症状が改善しない場合は手術の適応となります。

対象疾患
  • 変形性膝関節症
  • 半月板損傷
  • 靭帯損傷
  • 関節特発性骨壊死

手術について

人工膝関節の手術において最も怖い合併症は感染です。関節は皮膚のすぐ下に位置するため、表皮と関節の距離が短く、バリアが少ないため、感染のリスクが高いのです。このため、持病などの影響で感染リスクの高い方は、手術の実施が難しい場合もあります。

手術の流れ

1術前検査

感染対策として、術前の全身状態の評価を重視します。

2入院
3手術

手術は全身麻酔下で実施いたします。

4退院

手術後1ヶ月程度を目安に退院となります。

5通院によるリハビリ

個人差がありますが、リハビリ期間は3〜6ヶ月が目安です。

リウマチ

対応可能手術

  • 人工膝関節置換術
  • 関節固定術
  • 関節形成術
  • 腱の形成術

手術が必要な方

手術について

流れ

外傷

外傷

高齢者の大腿骨頸部骨折、交通事故やスポーツのけがなどに幅広く対応し、手術から早期にリハビリにつなげ、なるべく外傷以前の状態まで回復させることを目指しております。

特に高齢者の大腿骨頸部骨折は、寝たきりにさせないためにも手術が重要です。骨折をきっかけに寝たきりになると、肺炎、褥瘡、認知症などを引き起こしやすくなるからです。

この悪循環を防ぐためには、手術で強固に固定したうえで、早期離床と早期リハビリを促すことが効果的です。一時的に認知症が進行しても、リハビリに取り組むうちに改善したというケースは少なくありません。外来・手術・入院・リハビリまで一貫して対応できる当院までぜひご相談ください。

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